2025年09月01日
2025年8月21日(木)?22日(金)、岡山大学鹿田キャンパス(岡山県岡山市)で開催された、第19回日本臨床検査学教育学会学術大会において、英皇娱乐官网,英皇娱乐平台学生の加藤きらりさん(医療技術学部3年)と椛嶋航也さん(医療技術学部4年)が優秀発表賞を受賞しました。
本学会は、臨床検査技師養成施設である全国の大学、短大、専門学校、専修学校の教員および学生で構成され、わが国の臨床検査の継続的な発展を通し、国民の保健福祉に貢献することを目的としており、今回は「臨床検査の未来に灯火を―挑戦する若手活躍の場―」をテーマに開催されました。
加藤さんは、本学医療技術学部臨床検査学科教授 鈴木幸一のもとで研究を進めており、「甲状腺転写因子TTF-1 による甲状腺濾胞上皮内腔側ヨード輸送体SLC26A7 の転写調節機構の解明」について発表を行い、甲状腺機能遺伝子の発現調節に重要であるTTF-1 の新しい標的遺伝子としてSLC26A7 を同定し、TTF-1結合による転写調節が行われていることを報告しました。
椛嶋さんは、同学科講師 亀田貴寛のもとで研究を進めており、「AST およびALT活性測定へのインドール酢酸が与える影響についての検討」について発表を行い、ASTおよびALT活性測定ではピリドキサールリン酸(PALP)の添加試験を実施し、インドール化合物の一つであるインドール酢酸がASTおよびALT活性測定の分析結果について報告しました。
これらの発表内容が高く評価され、多くの大学から発表された全58題の学生演題の中から、優秀発表賞に選出された8題のうち、本学から2題が選ばれ、今回の受賞に至りました。
今後の2人の活躍が大いに期待されます。
医療技術学部臨床検査学科についてはこちら
日本臨床検査学教育学会についてこちら